2018/05/06

「カルヴァドス」は、アップルブランデーの銘柄です。
フランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインをシャンパンというのと同じように、フランスのノルマンディー地方で造られるアップルブランデーをカルヴァドスといいます。
ブランデーがブドウを発酵させた醸造酒(ワイン)を蒸留したものに対して、アップルブランデーは、リンゴを発酵させた醸造酒(シードル)を蒸留したものになります。
私がこのお酒を知ったのは、友人がBARでブランデーベースのカクテルをオーダーするときに、カルヴァドスでって指定していたから。通常のブランデーとは異なりリンゴの華やかな香りや甘さがたつので、違った味わいになるんだそう。
そこで「カルヴァドスを楽しむいろいろな飲み方を知りたいな」と思って試したおすすめの飲み方を紹介します!
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アルコール感をおさえるアップルジュース割り
カルヴァドスの味と香りを存分に味わうには、ストレートがおすすめです。
しかし、アルコール度数が高いということもあり、なかなか手がでないですよね。そんなときは、トニックウォーターで割る方法がありますが、リンゴのお酒をリンゴで割る形になる、アップルジュース割りもおすすめです。
より甘さがたつ形にはなりますが、とっても飲みやすいですよ。
ホーセズネック(カクテル)
ブランデーとジンジャーエールを1対2くらいで割ったカクテルです。
グラスにらせん状に剥いたレモンの皮をいれるものなので、レモンのさわやかさとブランデーの香りとジンジャーエールの爽快さが味わえます。
自宅でつくる場合は、レモンを少し絞っていれるだけでも大丈夫です。
このベースをカルヴァドスに変えることで、違った味わいになるのです。飲み比べてみるのもいいかもしれませんね。
ニコラシカ(カクテル)
このカクテルは、ブランデーがはいった小さなグラスの口にレモンスライス、レモンの上にお砂糖がひと匙のっています。
ブランデーとレモンとお砂糖のマリアージュが、口の中で完成するタイプのカクテルです。ライムをかじってテキーラをショットグラスで飲むのと似たような感じですね。
このブランデーをカルヴァドスにすることで、普通のブランデーよりはだいぶ飲みやすくなり、レモンとリンゴの爽やかさがまじりあって後味がさっぱりします。
ロック
ブランデーは香りを引き立たせるために常温、あるいは少し温めたほうがおいしかったりするのですが、カルヴァドスの場合、あえて氷をいれてロックで飲むのもおすすめです。
リンゴの酸味が、冷えることできいてくるような気がします。
カルヴァドスを楽しむおすすめの飲み方をまとめると・・・
1.アップルジュース割り
2.ホーセズネック
3.ニコラシカ
4.ロック
これが私のおすすめの飲み方4種です!
気になったものがあれば早速試してみてください。これをきっかけにカルヴァドスを楽しむ一歩が踏み出せるといいですね。
アップルブランデーはカルヴァドスだけでなく、ほかにも銘柄がありますので、飲み比べてみるのもいいかもしれません。またブランデーが苦手な人でもカルヴァドスなら飲めるという人もいますので、いろいろ試して新たな発見を楽しむといいですよ。
