2018/05/06

焼酎には、米、麦、芋、そばなどいろいろな原料がありますが、鹿児島県の奄美群島で造られている黒砂糖を原料とした焼酎が黒糖焼酎になります。サトウキビが原料となるためラム酒に似たところを感じる場合もありますが、ラム酒とは異なるものです。
生産地が奄美群島に限られているため、流通量が少なく、全国どこでも楽しめるわけではないのですが、焼酎の中では飲みやすい部類になるかなと思います。
鹿児島県といえば、芋焼酎のイメージが強いですが、奄美群島の人たちにとっての焼酎は黒糖焼酎を指し、芋焼酎が苦手という人も少なくないんですよ。
私が黒糖焼酎を知ったのは父が好んで飲んでいたからなのですが、自分でも楽しむようになったのは30代過ぎてからだったような気がします。鹿児島県外に住んでいると身近にあるわけではないですしね。
そこで「黒糖焼酎が初めての人でも楽しめる、おすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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おそらく鹿児島県外で最も流通している「れんと」
黒糖焼酎を飲むなら最初に飲んで欲しいおすすめの焼酎が「れんと」で、一般的な黒糖焼酎よりもまろやかでのどごしのいい焼酎です。
アルコール臭が少なくまろやかで、飲みやすさが人気の一つ。アッサリ感とスッキリ感のある味が特長です。
この「れんと」で黒糖焼酎を初めて知ったという人も多く、美味しいおすすめの黒糖焼酎です。
喜界島で造られている「朝日」
奄美大島の東にある喜界島で造られている焼酎が「朝日」。黒糖焼酎の中では個性の強い部類になるかと思います。
黒糖焼酎と泡盛のいいとこどりをしているといわれることもあるのですが、その理由は黒砂糖とインディカ米の麹が原料に使われていることに由来します。
アルコール感の強い刺激をピリリと感じますが、そのあとじんわりとまろやかさが広がっていき、そして飲んだ後はスッキリとした余韻が残る黒糖焼酎です。まさに黒糖焼酎の良さと泡盛の良さを合わせた魅力たっぷりのおすすめ黒糖焼酎です。水割りにしてもうま味をそのまま感じらるので試してみてくださいね。
本格派で人気の「龍宮」
黒糖焼酎が好みの人で美味しい焼酎を探している人におすすめなのが「龍宮」。黒糖焼酎好きの中でも人気が高く、おいしい黒糖焼酎と噂されていて、黒糖焼酎の中では人気の銘柄です。
奄美大島にのこる原生林「金作原」の水と奄美黒糖を使用し、甕で仕込んで丁寧に蒸留させた100%手作りの伝統的な黒糖焼酎で、その味わいは、なめらかな口当たりと爽やかなのどごし、それに加えて複雑な旨味や風味を感じる味わいは、必ず飲んでほしいおすすめの黒糖焼酎です。
まろやかなコクとしっかりした味を感じる「高倉」
黒糖焼酎の中で人気のある焼酎はあっさりとした味わいのものが多いのですが、おすすめしたいおいしい黒糖焼酎となれば「高倉」です。これは父も好んで飲んでいた焼酎好きに好まれる黒糖焼酎です。
黒糖がうみだすまろやかなコクとフルーティーな香り、そして口いっぱいに広がる味わいを感じる高倉は、3年以上熟成した原酒を樫樽で琥珀色になるまで熟成させていて、ウイスキーのような深みを持った黒糖焼酎になっています。
味がしっかり感じられるロックで楽しむのをおすすめします。
黒糖焼酎が好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.最も流通している「れんと」
2.喜界島で造られている「朝日」
3.本格派で人気の「龍宮」
4.まろやかなコクとしっかりした味を感じる「高倉」
これが私のおすすめの黒糖焼酎4種です!
気になったものがあれば早速試してみてください。「れんと」あたりは、黒糖焼酎を置いているお店にはたいていある銘柄かと思います。
また、沖縄の泡盛同様、現地に旅行される際に、いろいろ試してみるのをおすすめします。
黒糖焼酎は、他の焼酎とは違った味わいにハマる場合も多く、楽しめるお酒だと思いますよ。
