2018/05/06

カクテルで思い浮かぶメニューは、ひとによっていろいろかと思いますが、私の場合、初めて行くBARなどでは、かならず「モスコー・ミュール」を頼みます。お店によって結構味が異なるんですよね。ベースとなっているウォッカの銘柄がちがったり、お店独自に工夫があったりするんです。
カクテルというと、バーカウンターでバーテンダーさんがシャカシャカとシェイカーを振るイメージがありますが、自宅で簡単に作れるものも意外と多いんです。
また、ウォッカは、ロシアを中心に東欧・北欧で造られている蒸留酒ですが、穀類を材料として蒸留した後、白樺の炭で濾過しているので、不純物が少ないために癖も少なく、アルコールの度数はたかいですけど、悪酔いにつながる不純物などがないお酒なので、カクテルベースには最適だったりします。
そこで、「自宅で簡単につくれるウォッカベースのおすすめカクテル」を紹介します!
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ウォッカベースカクテルの定番「モスコー・ミュール」
「モスクワのラバ」という意味をもつカクテルで、とても飲みやすくて、ついつい飲みすぎると後から体にひびくことから名前が付けられたようです。
さわやかな味わいは、夏のビールと似たような感覚です。
モスコミュールは、本来だと、ウォッカとジンジャービアを使うらしいのですが、ジンジャービアがなかなか手に入らないので、ジンジャーエールで代替していることが多いです。
そこで、よりジンジャー感を出すために、しょうがを漬け込んだウォッカを用意して材料に使うと、ジンジャーのピリッとした感じが強まってよりおいしいカクテルになりますよ。
◇材料
ウォッカ 45ml、ライムジュース 15ml、ジンジャーエール 適量
◇作り方
1 グラスに氷を入れて、ライムジュースをいれる
2 ウォッカ、ジンジャーエールをいれて軽くまぜる
グレープフルーツの爽やかさが魅力「ソルティ・ドッグ」
「ソルティ・ドッグ」と言葉は、イギリス海員のスラングで甲板員という意味があるそうです。海風にさらされながら仕事をしている様子からそうなったようですね。
グラスの口もとに塩がついているところが特徴のカクテルです。
口に入れた瞬間の塩辛さとグレープフルーツの爽やかな味わいがあわさって、とても飲みやすいカクテルかと思います。
◇材料
ウォッカ 45ml、グレープフルーツジュース 適量、塩 適量
◇作り方
1 グラスに氷を入れて、グラスの口元を濡らして、塩をつける
2 ウォッカとグレープフルーツジュースをいれて、軽くまぜる
トマト系の健康志向「ブラッディー・メアリー」
トマトをつかったカクテルというと、ビールをトマトジュースで割った「レッド・アイ」も有名ですが、この「ブラッディー・メアリー」は、名前だけは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
とても鮮やかな赤色が特徴のカクテルなので、血のような赤色から、中世のイギリス女王メアリー1世の通称(血まみれメアリー)からカクテル名がつけられたそうです。
トマトジュースの濃厚さと香りにスパイスがきいた健康志向のカクテルですね。
◇材料
ウォッカ 45ml、トマトジュース 100ml、レモンジュース 5ml、塩・胡椒・タバスコ 少々、ウスターソース 少々
◇作り方
1 氷の入ったグラスにウォッカをいれて、レモンジュースとトマトジュースを加えて軽くまぜる
2 塩、胡椒、タバスコ、ウスターソースなどは好みの加減で加える
アルコール度数高めのコーヒー系「ブラック・ルシアン」
コーヒーリキュールの独特な香りと味が特徴のカクテルで、程よい甘さがあります。
食後のデザート感覚でいただける味ではありますが、アルコール度数は高いので、いただく量には注意が必要です。
また、知り合いに教えてもらったのですが、ブラックルシアン専用のウォッカとして、コーヒー豆を漬け込んでおいたウォッカを常備しておいて材料に使うと、コーヒーの香りがグンと引き立ち、また違った味わいを感じることができますよ。
◇材料
ウォッカ 40ml、カルーア コーヒーリキュール 20ml
◇作り方
1 グラスに氷を入れる
2 ウォッカとカルーアをいれて、軽くまぜる
自宅で簡単につくれるウォッカベースのカクテルをまとめると・・・
1.ウォッカベースカクテルの定番「モスコー・ミュール」
2.グレープフルーツの爽やかさが魅力「ソルティ・ドッグ」
3.トマト系の健康志向「ブラッディー・メアリー」
4.アルコール度数高めのコーヒー系「ブラック・ルシアン」
これが私のおすすめの自宅でも作れるウォッカベースのカクテル4種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。ウォッカ1本とジンジャーエールやグレープフルーツジュース、トマトジュースなどがあれば簡単につくれるので、コスパもいいと思いますよ。
