2018/05/06

グラッパという名前を聞いたことがある人はどのくらいいるでしょうか。イタリア料理のお店のアルコールメニューの中に見かけることが多いかと思います。
そもそもグラッパはブランデーの一種とイメージするのがしっくりくるかとおもいます。ブランデーはぶどうからつくられた醸造酒であるワインを蒸留させてつくりますが、グラッパは、ワインをつくるときに出るぶどうの搾りかすを蒸留させてつくられています。搾りかすといっても、ぶどうの皮や種、実の残りや果汁、ワインの残りも含まれてるんですよ。
そのため、つくりたてのグラッパは、無色透明だったりするんです。ブランデーの一種なのに不思議な感じがしますね。
私が初めてグラッパを知ったのは、意外にも和食屋さんのお酒メニューにグラッパがあったのが最初でした。ワイン好きの友人がこのグラッパに反応してオーダーしたのです。第一印象は、お酒感が強いなぁという印象でした。
確かに、グラッパのアルコール度数は、30度~60度と幅があり、だいたい40度前後が平均だそうなので、ウイスキーとかとかわらない高さです。それをしらずに友人にすすめられるままストレートでいただいたのが最初だったので、そりゃあ、お酒感を強く感じて当たり前でした。
アルコール度数は高いお酒ですが、ぶどう特有の香りをたのしめるイタリアの食後酒についてもっと知りたくなったので、「グラッパを楽しむためのおすすめの飲み方と銘柄」を紹介します!
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飲み方1 冷やしてストレートで
グラッパはイタリアでは食後酒の定番となっていて、専用のグラスでストレートでいただくことが一般的です。
専用のグラスはシャンパングラスに似た感じの細身で長めの脚がついたグラスですが、お家でいただくときにはショットグラスのような小ぶりのグラスで代用できます。
飲み方ですが、グラッパそのものをボトルごと冷やしておいて、ストレートでいただくのがおすすめです。
飲み方2 コーヒーで割る
食後のコーヒーの代わりにグラッパをいただくとおもえば、ちょっと納得できる飲み方かなと思います。
イタリアでは淹れたてのエスプレッソにグラッパと砂糖を加えていただくことも多いようです。
グラッパの華やかな香りとコーヒーは相性がいいので、コーヒー割りはおすすめです。
銘柄1 クセの少ない「リアルト グラッパ」
イタリア産のメルロー、カベルネ、シャルドネをブレンドしてつくられた、とてもフルーティーな香りのグラッパです。
お家で食後酒としていただくのにちょうどいいお酒かと思います。
アイスクリームにかけていただくのもおすすめです。
銘柄2 チョコレートに合う「ジュリア グラッパ ディ シャルドネ ベルタ」
イタリア産のシャルドネの搾りかすを蒸留して、樽で長期熟成させてつくられたグラッパです。
そのため、とてもきれいな琥珀色をしていて、バニラやトロピカルフルーツと似た味わいを感じることができます。
食後のデザート代わりに、このグラッパとチョコレートのマリアージュがおすすめです。
イタリアのグラッパを楽しむおすすめの飲み方と銘柄をまとめると・・・
飲み方1.冷やしてストレートで
飲み方2.コーヒーで割る
銘柄1.クセの少ない「リアルト グラッパ」
銘柄2.チョコレートに合う「ジュリア グラッパ ディ シャルドネ ベルタ」
これが私のおすすめのグラッパの飲み方、銘柄です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
