2018/05/06

ワインといえば、フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパの国名を思い浮かべることが多いかと思いますが、日本へ輸入されている海外のワインでは、近年、チリワインが多くなっています。
ワイン好きな人はご存知かもしれないですが、チリワインはとにかく安いというイメージがあり、テーブルワインとしていただくことが多いです。そんなチリワインですが、安さはもちろん、とてもおいしくなっているというのも事実。それならば、チリワインを試さないという選択はないですよね。
そもそも、チリワインはなぜ安くておいしいのか?
それにはこんな理由があるんです。
・チリは、南アメリカに位置し、日照時間が長く雨が少ないため、ぶどうの栽培に最適な自然環境
かつ、地形からみてもほかの国から独立しているので、害虫被害にあいにくい
・チリと日本でEPA(経済連携協定)を結んでいるから、輸出入にかかる関税が安い
・生産コスト(人件費)が安い
また、これ以外にもぶどうの品質が安定しているので、ワインの当たりはずれが少なく、どのワインをいただいてもおいしくいただけると思いますよ。
そこで「チリワインが初めての人でも楽しめる、おすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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エレガントな味わいのフルボディ
「コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン」
赤ワインに使われるぶどうの中で最もメジャーな「カベルネ・ソーヴィニヨン」でつくられた赤ワインです。
赤い果実とバニラを感じさせる香りがし、エレガントな味わいで、いただいた後の余韻が長く続くのが特徴です。
赤身肉やチーズとの相性がバッチリですよ。また、意外なところで、ケーキなどの甘いものといっしょにいただいてもおいしいです。
しっかりした果実感とバランスの取れた味わい
「ビニャ マイポ レセルバ ビトラル シラー」
完熟ぶどうを使用して、じっくり熟成させることで生まれた、しっかりとした果実感と、バランスにすぐれた味わいと香りを持つ赤ワインです。
プラムやブラックベリー、チョコレートやバニラのような香りがし、まろやかな味わいが特徴です。
すっきりした味わいの辛口白ワイン
「ロスヴァスコス ソーヴィニヨン・ブラン」
世界中で広く栽培されている「ソーヴィニヨン・ブラン」でつくられた、辛口タイプの白ワインです。
ハーブの香りの中に、りんごや南国フルーツのような華やかさも感じられるのが特徴です。
樽での熟成を行っていないので、すっきりした味わいになっていて、白身魚や野菜のお料理と、とてもあいます。
フルーティな香りの白ワイン
「サンタ・リタ 120 シャルドネ」
白ワインに使われるぶどうの中でとてもメジャーな「シャルドネ」でつくられた、辛口の白ワインです。
青リンゴや洋ナシの香りがし、さっぱりとした果実味が感じられ、そして、後味はすっきりするのが特徴です。
魚介料理との相性があうのはもちろんですが、パスタやチーズ料理などの味が濃い料理とも合いますよ。
きりっとしたスパークリングワイン
「バルディビエソ ブリュット ビーニャ バルディビエソ NV」
「シャルドネ」と赤ワインにつかわれる「ピノ・ノワール」を使ってつくられた、辛口のスパークリングワインです。
さわやかなフルーツの香りがし、きめ細かな泡ときりっとした酸味のある味わいが特徴です。
クセがないので、どんなお料理にも合わせやすいのがおすすめです。ビールの代わりにできますよ。
チリワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.赤ワイン「コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン」
2.赤ワイン「ビニャ マイポ レセルバ ビトラル シラー」
3.白ワイン「ロスヴァスコス ソーヴィニヨン・ブラン」
4.白ワイン「サンタ・リタ 120 シャルドネ」
5.スパークリングワイン「バルディビエソ ブリュット ビーニャ バルディビエソ NV」
これが私のおすすめのチリワイン5種です!
1000円から1500円くらいのものなので、気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
チリワインは、1品種からつくられているものが多いので、ぶどうの品種の特徴をしるのにも役立ちますよ。いろいろ飲み比べてみてくださいね。
