2018/05/06

ワインといえば、フランスのイメージが強いですが、近年生産量が多いのはイタリアだったりします。イタリア料理のお店にいくと、ワインリストがでてきますが、正直、どういう品種のものがあって、どういう味がするのか知らないことのほうが多かったりします。
私は、知り合いがイタリア料理のお店を経営していて、そのお店にワインセラーがあり、イタリアワインってこんなに種類があるんだと知りました。それまでは、やはりワインというとフランス産のものがおいしいイメージがあったんですよね。ただ、フランス料理にはフランス産のワインが合うように、イタリア料理にはイタリア産のワインが合うわけです。
知り合いにお店にはソムリエの方がいるので、料理にあうものを選んでいただいたりするわけですが、自分で購入してお家で飲みたいときに、どんなワインを選べばいいのか、いろいろ知りたくなりました。
イタリアワインに使われるぶどうの品種はとても多く、イタリア固有のものだけでも2000種類以上あるそうです。そんな種類、覚えられないですよね。
ただ、代表的な品種は覚えておきたい。それはこちら。
・サンジョベーゼ
イタリアでもっとも多く栽培されている赤ワインに使われる黒ぶどうの品種で、しっかりとした酸味とコクがあります。
・トレッビアーノ
イタリアでもっとも多く栽培されている白ワインにつかわれる白ぶどうの品種で、フレッシュな酸味とフルーティーな味わいを楽しめます。
イタリアワインは、ぶどうの品種が多くて、それぞれに個性があり、みんなで楽しめる安くておいしいワインから、じっくり味わう高級ワインまでなんでもそろっているといえます。
そこで「イタリアワインが初めての人でも楽しめる、おすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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イタリアを代表するピエモンテ州のワイン「バローロ テッレ デル バローロ」
イタリアワインの二大産地のひとつ、ピエモンテ州でつくられたフルボディの赤ワインです。
イタリアワインというと「キャンティ」をイメージする人もいるかと思いますば、そのキャンティと並び、イタリアを代表する「バローロ」です。
しっかりした渋みと酸味がありながら、口当たりはなめらかでまろやかで、コーヒーのような濃厚な香りがあります。
お肉料理に合わせるとワインの渋みがまろやかに、味わいはフルーティーに感じられますよ。
ザクロのようなフルーティな味わい「カザマッタ ロッソ」
イタリアワインの二大産地のひとつ、トスカーナ州でつくられたミディアムボディの赤ワインです。ぶどう品種、サンジョベーゼを使っています。
グラスを口元に近づけた瞬間に感じる、華やかな香りが特徴です。
ほんのりした甘味とフレッシュな酸味があり、ザクロの実を思わせるフルーティな味わいです。
花の香りがひろがる「ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ」
イタリア北部、ヴェネト州でつくられた辛口の白ワインです。
色は美しい黄緑色をしていて、グラスに注ぐと花の香りがふわぁーっと広がり、フレッシュで軽い飲み口で、優しい酸味があります。
魚介料理全般に合いますよ。
パーティーの乾杯に最適な甘口「タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ」
イタリア北部、エミリア・ロマーニャ州でつくられた微発泡の甘口赤ワインです。
微炭酸がとても心地よく、パーティーなどの乾杯に適しています。飲み口が軽く、華やかな香りと甘く優しい味わいがありので、女性向けかもしれません。
ピザやスナック菓子などの食事にもとても合いますよ。
イタリアワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.赤ワイン「バローロ テッレ デル バローロ」
2.赤ワイン「カザマッタ ロッソ」
3.白ワイン「ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ」
4.スパークリングワイン(赤)「タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ」
これが私のおすすめのイタリアワイン4種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
イタリアワインはぶどうの種類がおおいこともあり、生産地によってかなり異なります。イタリア料理のお店では、産地ごとにフェアを開催していたりしますので、ぜひ味わってみてください。
