2018/05/06

ドイツワインというと、どんなイメージでしょうか?
私は、白ワインのイメージがとても強く、しかも、甘めの白ワインが多いなという印象です。
ドイツワインでつかわれるぶどうの品種、リースリングという名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
白ワイン用のぶどう品種でもあるリースリングは、ドイツで最も使われている品種でもあるんです。そして、このリースリングを使うことによって繊細な甘口のワインがつくられているんです。
そのため、ドイツでは、甘口のワインが人気で、ぶどうの糖度が高くて甘口のものほど上級とされてきました。
甘さにもランクがあるんですよ。
近年はドイツでも赤ワインも数多くつくられているようになっているのですが、ドイツワインを知るには、やはり甘口白ワインからということで
「ドイツワインが初めての人でも楽しめる、おすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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「シュタインベルガー・リースリング・カビネット」
ドイツの高級ワインのランクは一番下を示すガビネットですが、ランクが下=もっとも低糖度という意味で、辛口ワインが多いため、食事に合わせるには適しています。
リースリングの持つオイリーな印象をしっかりと味わえ、華やかでスッキリとした甘みと、ゆっくりとあらわれる酸味を楽しむことができます。
3000円前後で購入できるワインとは思えないほどの完成度が人気の白ワインです。
「モーゼルランド・リースリング・アウスレーゼ」
ドイツの高級ワインのランクでは4番目に高糖度をしめず、アウスレーゼ。やや甘口~甘口を感じられます。
気候の変化が少ないモーゼルランドでつくられたリースリングを使った白ワインです。
香りはバラの花、そして、はちみつを思わせる芳醇なアロマを持ち、口のなかでやわらかく広がる酸味がフレッシュな印象を残します。まさにエレガントなドイツワインの魅力が堪能できますよ。
「ペーター・メルテス・リープフラウミルヒ」
”聖母の乳”と名付けられたこのドイツワインは、聖母教会が所有する葡萄園で作られたワインというところに由来した名前です。
ドイツの代表的なテーブルワインとして人気があるワインで、低価格でありながらも、高級ワインと肩を並べる味わいを楽しむことができます。
淡い黄金色をしていて、やや甘口の味わいで、その香りはりんごやはちみつのようで、口当たりはとてもなめらかです。おつまみなしですいすい飲めるワインです。料理がなくてもおいしく飲めるためパーティなどで役立つワインとしておすすめです。
「ツェラー・シュワルツ・カッツ・ゼクト」
こちらは、やや甘口のスパークリングワインです。
透明感の高い黄色をしていて、リースリング種のぶどうがワインにもたらす特有の香りと酸味のバランスがすぐれていて、ドイツワインの中で人気のスパークリングワインといえます。
泡のキメが細かく、喉の奥で長い余韻を感じられるところがおすすめです。
ドイツワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.白ワイン「シュタインベルガー・リースリング・カビネット」
2.白ワイン「モーゼルランド・リースリング・アウスレーゼ」
3.白ワイン「ペーター・メルテス・リープフラウミルヒ」
4.スパークリングワイン「ツェラー・シュワルツ・カッツ・ゼクト」
これが私のおすすめのドイツワイン4種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
