2018/05/06

アメリカ産のワインというと、アメリカワインというよりは、カリフォルニアワインというほうがしっくりくる気がします。
というのも、アメリカのワイン生産量の9割がカリフォルニア州でつくられていることからもわかりますよね。
むしろ、アメリカではカリフォルニアだけでつくられているイメージが強いかも。というのも、オレゴン州やワシントン州、ニューヨーク州でもつくられているけれど、小規模ワイナリーが中心なため、市場にでまわる量からして、やはり、アメリカワイン=カリフォルニアワインとなってしまうんですね。
私のもつ、アメリカワインのイメージは、やはりカリフォルニアワインです。それも、大量パックのイメージ。
きっとそれは一昔前で、今は、高級ワインも数多くあるんですよね。
アメリカで生産されているぶどうの品種は、ニュー・ワールドに属する国々共通の国際品種とよばれる品種たち。
白ワイン用のシャルドネ、赤ワイン用のカベルネ・ソヴィニヨン、次いで、メルロー、ピノ・ノワール・・・と続きます。
アメリカワインは、ヨーロッパのワインに比べて、個性が控えめで味がわかりやすく、多くの人になじみやすいという特徴があります。
赤ワインは、甘みが強く、白ワインは、樽の香りが強くてクリーミーで、全体的に豊かな果実味を感じられます。
そこで「アメリカワインが初めての人でも楽しめる、おすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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「シャッフェンベルガー ブリュット・エクセレンス」
シャルドネとピノ・ノワールをつかってつくられた、スパークリングワインです。
かつてホワイトハウスでもふるまわれた逸品で、リッチでクリーミーなスパークリングワインです。。
洋梨やパイナップルなどのトロピカルフルーツの芳醇なアロマに、トーストやバニラ、ナッツの香りがして、持続性のある泡は、舌触りがとてもなめらかですよ。
お料理と合わせるなら、サラダやホタテのソテーやハーブチキングリルなどが最適です。
「ヴィントナーズ・リザーヴ ソーヴィニヨンブラン」
ソーヴィニヨンブランをつかってつくられた、白ワインです。
スイカズラや熟した洋ナシ、フレッシュなレモンやライムのようなさわやかな香りが特徴で、口に含むと、フレッシュなトロピカルフルーツの味わいが感じられます。
キレの良さと香りの高さがとてもよい白ワインで、サーモンを使った前菜や鶏肉のお料理と合わせるのをおすすめします。
「アヴァント シャルドネ カリフォルニア」
シャルドネをつかってつくられた、白ワインです。
「アヴァント」とは、フランス語で「前の」という意味があり、熟成させる前の、ぶどう本来の味を楽しんでもらいたいという願いが込められています。
54%をステンレスタンク、残りの46%を2、3年使用したオーク樽で熟成して、発酵を行うことで、シャルドネ本来のフレッシュな味わいと、リッチな味わいの両方を楽しめます。
お料理と合わせるなら、クリームソースを使った魚料理やチキン、ヒラメのグリルなどがおすすめです。
「ヴィントナーズ・リザーヴ メルロ」
メルロをつかってつくられた、赤ワインです。
野いちごやモカの香りに、ブラックチェリー、カシス、アニスのフレーバーがアクセントをつけています。
スムースな口当たりや、リッチでエレガントな余韻を楽しむことができますよ。
お料理にあわせるなら、ハンバーグやビーフシチューなどの濃い味の料理がおすすめです。
アメリカワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.スパークリングワイン「シャッフェンベルガー ブリュット・エクセレンス」
2.白ワイン「ヴィントナーズ・リザーヴ ソーヴィニヨンブラン」
3.白ワイン「アヴァント シャルドネ カリフォルニア」
4.赤ワイン「ヴィントナーズ・リザーヴ メルロ」
これが私のおすすめのアメリカワイン4種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
