島根ワインのおすすめ銘柄5種

time 2018/05/23

ワイン界のニュー・ワールドに属する国はいろいろありますが、日本もその一つ。
日本のワインというと、山梨の甲州が有名ですが、その他の地域でもぶどう栽培、ワイン生産がおこなわれています。

私は、島根県というと、出雲大社のイメージが強いですかね。

そんな島根は日本の山陰地方に位置し、比較的暖かく、降雪量が少ない気候で、南北に長い土地であることから、幅広い味わいのさまざまなワインがつくられています。
ぶどうの生産地としても有名な島根県は、その美味しさを生かしたワインをつくっていて、赤ワインから白ワイン、島根の名産品を使った変わり種まで、幅広い味わいがあります。
赤ワインでも白ワインでも、島根ワインは甘口でフルーティーな味わいが特徴です。食前酒や食後酒としてぴったりですよ。

また、島根ワインの中には、白ワインの中に島根産の特産品を漬け込んで風味付けした変わり種ワインがあります。例えば唐辛子や山椒を加えたスパイシーなものや、紅茶を漬け込んで香り豊かに仕上げたものなどです。

島根県で育てられているぶどうの品種には、日本ワインでよく使われる「デラウェア」、「甲州」、「マスカット・ベーリーA」や、ヨーロッパなどの海外で多く育てられている「メルロー」や「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「シャルドネ」や「ソーヴィニヨン・ブラン」などがあります。
日本ワインでよく使われる品種は、フルーティーで飲みやすいワインに、ヨーロッパ品種の場合はあっさりとした仕上がりになるのが特徴なので、飲み比べてみても楽しいですよ。

そこで「島根ワインのおすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します！

変わり種ワイン「紅茶ワインTEANA」

島根県産のぶどう、甲州、デラウエア種を原料としてつくられた白ワインに、島根県産の茶葉「べにふうき」を漬け込んでつくられた甘口のワインです。
紅茶の風味が白ワインの香りに絶妙にマッチしていて、少し茶色がかった色合いもきれいですよ。
デザートと一緒にいただくのがおすすめです。

変わり種ワイン「唐辛子ワイン」

島根県産のぶどう、甲州、デラウエア種を原料としてつくられた白ワインに、島根県雲南市の唐辛子「オロチの爪」漬け込んでつくられたワインです。
ワインに唐辛子？とおどろくかもしれませんが、白ワインの甘味と唐辛子の辛味のバランスが絶妙な味わいになっていて美味しいんです。
お食事とも合わせやすいので、ためしてみるのをおすすめします。

辛口　白ワイン「奥出雲ワイン白」

島根県奥出雲町で栽培されたセイベル種、ホワイトペガール種をつかってつくられた白ワインです。
青りんごのようなさわやかな香りとキリっとした強い酸味が特徴で、いただいた後には、ほのかに甘味が残ります。
どんなお食事にも合う、とてもフレッシュな味わいですが、おさしみや貝類、天ぷらなどの日本食にもぴったりで、魚介類と合わせるのがおすすめです。

甘口　赤ワイン「島根ワイナリー　オリジナルスイート」

島根県産ぶどうをつかってつくられた、甘み12％の甘口の赤ワインです。
色合いはロゼのように淡く、可愛らしい見た目で、親しまれているワインです。
甘みが12％でも濃厚な甘味があり、ジュースのようにすいすいと飲めてしまうので、あまりワインが好きじゃない人や甘い飲み物が好きな人にはおすすめですよ。

辛口　赤ワイン「奥出雲ワイナリーカベルネ・ソーヴィニヨン」

奥出雲葡萄園のカベルネ・ソーヴィニヨンをつかってつくられた、辛口の赤ワインです。
島根ワインは甘口が有名で赤ワインでも甘口の商品がたくさんありますが、こちらの辛口の赤ワインもとても美味しいんです。
カベルネ・ソーヴィニョンといえば力強くてしっかりとした味わいになるイメージがありますが、こちらのワインは、ミディアムボディで比較的優しい口当たりです。
お肉料理とあわせていただくのがおすすめです。また、海外のワインと日本のワインを飲み比べたい人にもおすすめですよ。