2018/05/06

「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインです。
特徴はその多様性にあり、日本を代表する白ワイン用品種の「甲州」や、赤ワイン用品種の「マスカット・ベーリーA」などの日本固有品種に加え、アメリカ原産ラブラスカ種との交配種、さらに近年はシャルドネ、メルローといったワイン専用種も導入され、幅広い品種から様々な味わいのワインがつくられています。
そんな日本ワインの代表的な産地は、北海道、山形県、山梨県、長野県なのですが、その他の地域でもワインはつくられています。
日本の伝統的な場所というか、THE日本というと・・・どこをイメージしますか?
私は、やはり、京都ですかね。そんな京都でも実はワインがつくられているんです。
京都の丹波地方は、昔から京都の優良食材を数多く産出する「食の宝庫」として都を陰から支えてきた地域で、昼夜の気温差が非常に大きく、ぶどうの成長がはじまる3月から収穫までの半年間は全国的にみても1、2を争う温度差なので、ぶどう栽培にとって重要な条件を満たす優れた産地なんです。
そんな京都のワイナリー「丹波ワイン」では、醸造の際、白ワインでは発酵前に果汁を清澄し、できる限り雑味を抑え、樽熟成でも過度な香り付けは行わないよう工夫するなど、繊細な日本食とも合わせやすいスタイルを目指したワインづくりをしています。
そこで「京都丹波ワインのおすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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スパークリングワイン「てぐみ デラウェア」
丹波産デラウェアをつかって、酸化防止剤無添加、無濾過でつくられた、スパークリングワインです。
すっきり、さっぱりした味わいで飲みやすいです。アルコール度数が10度程度で、通常のワインとしては軽めの度数なので、ランチでいただいてもいいかもしれませんね。
お魚料理でも、お肉料理でもなんでも合いますが、お寿司やカルパッチョなどとあわせるのがおすすめです。
辛口 白ワイン「丹波鳥居野 ピノ・ブラン シュール・リー」
丹波ワイン農園産のピノ・ブランをつかって、樽で仕込みシュール・リー(澱の上)で熟成させた白ワインです。
ピノ・ブランは日本ではあまり栽培されていない品種ですが、京料理などの和食に合うおだやかな酸味と洗練された味わいが特徴です。
魚介のカルパッチョや京料理などと合わせるのがおすすめです。
辛口 白ワイン「未濾過甲州」
日本を代表するぶどう品種の1つ、甲州をつかってつくられた、白ワインです。
濾過も過熱処理もせずにビン詰めが行なわれているので、ぶどう本来のピュアな果実味を楽しめますよ。
「まるで日本酒のよう」といわれる未濾過の白ワインは、ワイン好きだけでなく、日本酒好きの人への贈り物にもおすすめです。
辛口 赤ワイン「丹波ワイン メルロ」
国産メルロをつかって、12ヶ月間の樽熟成の後、ろ過せずに上澄みだけをボトリングした、赤ワインです。
黒色果実のベリーのような上品な香りでさわやかな口当たりで、フレッシュな酸と果実味のバランスの良いです。
お料理とのバランスもいいので、食中酒としても楽しめますよ。
牛肉のローストや鰻の蒲焼、豚バラ肉の煮込みなどとあわせるのがおすすめです。
辛口 赤ワイン「マスカット・ベーリーA 樽熟成」
日本の固有品種、マスカット・ベーリーAをつかってつくられた、赤ワインです。
マスカット・ベーリーAらしい甘いニュアンスがしっかりと出ている、お肉料理からお魚料理まで幅広く合わせやすいワインです。
生ハムやソーセージなどとあわせるのがおすすめです。
京都丹波ワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.スパークリングワイン「てぐみ デラウェア」
2.白ワイン「丹波鳥居野 ピノ・ブラン シュール・リー」
3.白ワイン「未濾過甲州」
4.赤ワイン「丹波ワイン メルロ」
5.赤ワイン「マスカット・ベーリーA 樽熟成」
これが私のおすすめの京都丹波ワイン5種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
