2018/05/06

ワインは、醸造用のぶどう品種からつくられるわけですが、赤ワインづくりにつかわれる黒ぶどうにもいろいろな品種があります。
マルベック(Malbec)とは、フランス南西部原産の赤ワイン用のぶどう品種で、アルゼンチンワインを代表するぶどう品種でもあり、ポリフェノール含有量が高いため、「黒ワイン」と呼ばれるほど色が濃く、渋みのしっかりしたワインが出来上がります。
マルベック種の原産地である、フランスのカオール地区でつくられるワインは、濃厚な果実味と強い渋みが感じられるのが特徴で、濃い味わいが好きな人や赤ワイン好きの方におすすめです。お食事といっしょにいただくなら、赤身の肉料理に合わせるのがおすすめです。
アルゼンチンでつくられるマルベック種のワインは、フランス産のものに比べて、よりフルーティーさが感じられ、穏やかな口当たりで飲みやすいのが特徴で、より万人受けするワインなので、初めてマルベック種のワインを飲むときにおすすめです。
そこで「マルベック種の赤ワインのおすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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アルジェント レゼルヴァ マルベック
アルゼンチンで、マルベック種100%でつくられた、赤ワインです。
標高が高く日照時間の多い畑でとれたぶどうを使用しているため、果実味の凝縮感たっぷりの、とても濃厚でコクのある味わいが特徴です。
乾燥した土地のため殺虫剤や防カビ剤などは一切つかわれていません。
凝縮されたプラム、ブラックチェリーの香りと、プラムや赤果実のジャムを想わせる香りに、柔らかくまろやかな渋みを感じることができます。
シャトー・ピネレ カオール
フランスで、マルベック種85%、メルロー種15%をブレンドしてつくられた、赤ワインです。
果実味も濃密で凝縮感があり、熟したブラックベリーや煮詰めたブルーベリー、チョコレートやカカオの強い香りが広がります。
味わいは力強く、しっかりとしていて、渋みはキメ細かく整っており、深みを十分に味わうことができます。
牛肉の赤ワイン煮やチーズなど濃い味のお料理と一緒にいただくのをおすすめします。
マルベック・バレル・セレクト
アルゼンチンで、マルベック種100%でつくられた、赤ワインです。
樹齢15年以上の樹から収穫したぶどうのみを使い、フレンチオーク樽で12か月熟成しているため、ぎゅっと凝縮された果実味で、マルベックらしい味わいが楽しめます。
熟したカシスの濃厚な果実味と、スパイスの香りと、甘く溶け込んだ渋みを楽しむことができます。
アルトス・ラス・オルミガス マルベック
アルゼンチンで、マルベック100%でつくられた、赤ワインです。
熟したベリー系の果実味にスパイシーさもあり、酸味が強くて、フルーティーな味わいです。
アルゼンチンらしい果実味の中にフランスワインのような骨格が感じられる、ニューワールドとオールドワールドのいいとこ取りのようなワインです。
ミッシェル・トリノ コレクション マルベック
アルゼンチンで、マルベック100%でつくられた、赤ワインです。
口当たりはなめらかで、凝縮感のあるベリー系の果実味に、チョコレートの香りがあります。ほどよい渋みも感じられますが、かなり飲みやすい味わいです。
初めてマルベックワインをいただくという人にもおすすめですよ。
お料理を合わせるなら、サーロインステーキ、すき焼き、牛ほほ肉ラグーソースのパスタなどがおすすめです。
マルベック赤ワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.アルジェント レゼルヴァ マルベック
2.シャトー・ピネレ カオール
3.マルベック・バレル・セレクト
4.アルトス・ラス・オルミガス マルベック
5.ミッシェル・トリノ コレクション マルベック
これが私のおすすめのマルベック赤ワイン5種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
