2018/05/06

世界中のほとんどの主要ワイン生産地で栽培されている、赤ワイン用ぶどう品種の「カベルネ・ソーヴィニョン種」。
この品種からつくられるワインは、若いうちはしっかりとした渋みや果実味が感じられ、熟成を経るとまろやかで調和の取れた味わいになるのが特徴です。
フランスのボルドーは、カベルネ・ソーヴィニヨン種の原産地で、この地でつくられるカベルネ・ソーヴィニヨン種のワインは、別品種のメルロやカベルネ・フランなどとブレンドされることが多く、複雑かつ調和の取れた味わいになることが多いです。ほかの品種とブレンドすることで、カベルネ・ソーヴィニヨン独特の渋みや香りが和らぎます。
また、フランスのカベルネ・ソーヴィニヨン種のワインは、10年以上の長期熟成のポテンシャルを持つワインが多いのも特徴です。
アメリカのカリフォルニアや、チリのセントラル・ヴァレーも、カベルネ・ソーヴィニヨンの有名な産地です。ここでつくられるカベルネ・ソーヴィニヨン種のワインは、フランス産のものに比べて果実味が豊かで、ハーブ系の爽快な香りが強く感じられるのが特徴です。カベルネ・ソーヴィニヨン100%でつくられるものも多く、品種そのものの味わいを楽しみたい人には、特におすすめです。
アメリカやチリは、ワイン生産国としてはニューワールドに属しますが、本場フランス・ボルドーのワインとコンテストで肩を並べるものもあるほど品質はとてもいいんです。
そこで「カベルネ・ソーヴィニヨン種の赤ワインのおすすめの銘柄って何だろう」と思って試したおすすめの銘柄を紹介します!
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コンチャ・イ・トロ フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン
チリで、カベルネ・ソーヴィニヨン種を100%つかってつくられた、ミディアムボディの赤ワインです。
コンチャ・イ・トロ社は、チリで最も売れているワイナリーと言われています。
お手軽なお値段で、初めて飲む人にとっても手に取りやすいのが魅力です。
味わいは辛口のミディアムボディで、しっかりとした渋みとカベルネ・ソーヴィニヨンらしい香りを楽しむことができます。
スペルバウンド・カベルネソーヴィニヨン
アメリカのカリフォルニアで、カベルネ・ソーヴィニヨン種を約80%、他品種を20%、ブレンドしてつくられた、フルボディの赤ワインです。
「魔法にかかった」という意味で、その意味を体現するような月の満ち欠けを描いた幻想的なラベルは、つい手に取ってしまうほどです。
味わいはフルボディで、オーク樽で熟成させているため、ほのかに香るオークの香りが特徴的です。
カベルネ・ソーヴィニヨンらしい、どっしりとした飲み口で、ワイン好きの人への贈り物にもおすすめです。
ラ・フォルジュ カベルネソーヴィニヨン
フランスで、カベルネ・ソーヴィニヨン種を100%つかってつくられた、ミディアムボディの赤ワインです。
厳選したカベルネ・ソーヴィニヨン種を100%つかって、オーク樽で10か月熟成させてつくられています。
味わいは、芳醇な香りと、しっかりとしたボディが感じられるのが特徴で、重厚感がありつつも、フルーティーさのある香りなので、すいすいといただけますよ。
ジョルジュデュブッフ ホブノブ カベルネ・ソーヴィニヨン
フランスで、カベルネ・ソーヴィニヨン種を100%つかってつくられた、ミディアムボディの赤ワインです。
味わいは、しっかりとした果実味と、ほどよい渋みの中に、ほんのり甘いニュアンスが感じられるミディアムボディで、重すぎず軽すぎず、さまざまな料理やシチュエーションに合わせやすいのが魅力です。
とても飲みやすいので、初めてカベルネ・ソーヴィニヨンを試すという人にもおすすめできます。
神戸ワイン セレクト赤
日本の兵庫県で、カベルネ・ソーヴィニヨン種とメルロ種をブレンドしてつくられた、ライトボディの赤ワインです。
神戸産のぶどうのみを使用することにこだわってワイン造りを行う、神戸ワイナリーで、神戸産のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロをブレンドしてつくられていて、和食にも合わせやすいよう、まろやかな口当たりでライトボディに仕上げられています。
渋みや風味は非常に穏やかで、大変飲みやすい赤ワインになっています。
カベルネ・ソーヴィニヨン赤ワインが好きになるおすすめの銘柄をまとめると・・・
1.コンチャ・イ・トロ フロンテラ カベルネ・ソーヴィニヨン
2.スペルバウンド・カベルネソーヴィニヨン
3.ラ・フォルジュ カベルネソーヴィニヨン
4.ジョルジュデュブッフ ホブノブ カベルネ・ソーヴィニヨン
5.神戸ワイン セレクト赤
これが私のおすすめのカベルネ・ソーヴィニヨン赤ワイン5種です!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてください。
