2018/05/06

暑い時期になってくると飲みたくなるのがビールですね。
毎晩、缶ビールをいただいているという人も少なくないのではないでしょうか。
いまは、発泡酒もいろいろあるので、各ブランドの商品も様々ですが、あえてビールに絞って、各ブランドの違いについて紹介したいとおもいます。
日本の5大ブランドは、
キリン、アサヒ、サントリー、サッポロ、ヱビス です。
これらのブランドのビールを、以下の5つの観点で、みてみます。
キレ=後味がよく、すっと消えて残らない
酸味=酸っぱさ。のんでいて心地よい刺激になる
苦み=にがさ。ビールには欠かせないうま味の一つ
甘み=甘さ。ビールが苦手な人でも飲みやすい
コク=麦芽やホップなどの風味が豊かで味わい深い
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キリンビール
世界的にも有名な国産ビールの草分けで、明治時代から続く老舗メーカーです。
キリンビールの原点とも言える「ラガービール」と「クラシックラガー」を筆頭に、世界的にも評価が高く、海外でも流通している「一番搾り生ビール」を含めて、人気の銘柄を多く揃えるメーカーです。
キリンラガービール
メーカー創立より、常に高い人気を誇るビールです。ホップを効かせた痛快な刺激や深いコク、キレのある味わいとバランスのとれた「ラガービール」。
2010年に改良されてより美味しさが増した、キリンビールを代表する名品です。
キリンビールらしいホップの効いた苦みを残しつつ、端正で軽快な味わいです。食事を選ばずにハマるので、常にストックしたいビールです。
アサヒビール
人気ナンバー1で、品質の高さもワールドクラスです。
「スーパードライ」をはじめとした、洗練されたビールを多く提供するアサヒビール。2011年には、ビール界のオスカー賞とも言われる「BIIA」で金賞を取るなど、味・品質ともに世界に誇るビールブランドです。
アサヒスーパードライ
1987年に日本初の辛口ビールとしてデビューするとともに、日本ビール業界に革新を与えた衝撃作です。
雑味がないキレのある1杯は、「洗練されたクリアな味・辛口」のキャッチフレーズにぴったりな味わいです。
サントリー
「ザ・プレミアム・モルツ」誕生によるプレミアムビールの地位確立、日本初の発泡酒、新ジャンルの先駆けなど、柔軟で独創的な銘柄を造り出す、日本ビール界きっての革命児的存在のメーカーです。
ザ・プレミアム・モルツ
高品質のアロマホップ、二条大麦、味を決めるダイヤモンド麦芽、天然水と、徹底的にこだわり抜かれた素材だけを使用するプレミアムビールです。
深いコクとギュッと詰まった旨み、そして華やかな香りを同時に楽しめます。
鼻を近づけるだけでしっかりとホップの香りが感じられるビールで、口に含むと華やかな香りが広がり、飽きることなく楽しめる1本です。
サッポロビール
1876年に北海道札幌に建設した開拓使麦酒醸造所から全てが始まった、サッポロビール。
「選りすぐりの原料だけで美味しいビールを造る」を信念に、大麦やホップの栽培を生産者と畑から一緒につくるなど、原料の調達から情熱を注ぐメーカーです。
サッポロ生ビール黒ラベル
サッポロビールの看板商品「サッポロ生ビール黒ラベル」。
フレッシュな口当たりと独自に育種した“旨さ長持ち麦芽”を使用したこのビールは、キレ、コク、苦みが三位一体となってダイレクトに楽しめる爽快な1本です。
ほどよい苦みとコクを感じられるので、口の中をリセットするのにも最適です。穀物ならではの旨みがたっぷりと楽しめる、珍しいビールです。
ヱビスビール
1887年に創業した伝統あるヱビスは、第二次世界大戦の影響を受けて一時消滅したものの、1971年に麦芽100%のビールとともに堂々復活しました。
ビール愛好者から高い評価を集める、実力派です。
ヱビスビール
ビール純粋令に則り、純粋に麦芽を使用した「ヱビスビール」。
原料を採取する畑から始まり、ホップ、酵母まで、選りすぐりのモノのみを採用。熟成も長期間かけて、特有のコクとまろやかな味わいを引き出しています。
ホップの風味が豊かで、口当たりは滑らか。そしてしっかりとした苦みも楽しめる、まさに王道的な味わい。ビール党も満足の1本です。
日本の5大ブランドの代表格ビールを5つのポイントでみると・・・
キレ アサヒ → キリン・サッポロ → サントリー → ヱビス
酸味 キリン・アサヒ → サントリー・サッポロ・ヱビス
苦み ヱビス → サントリー・サッポロ → キリン・アサヒ
甘み キリン・サントリー・ヱビス → サッポロ → アサヒ
コク ヱビス → サッポロ → キリン → サントリー → アサヒ
ビールといっても、メーカーごとにいろんな違いがあるんですね。
キレ重視の人なら、アサヒ。コクや苦みを重視したい人なら、ヱビスなど、味わいの好みで選ぶメーカーも違ってくるかと思います。
お中元などで、ビールの詰め合わせを贈る場合は、この5つのポイントを参考にしてみては。
