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ブラジルでは飲まないと損!本場の進化し続けるカイピリーニャ!

time 2017/12/09

ブラジルでは飲まないと損!本場の進化し続けるカイピリーニャ!

 

Morro do Pão de Açúcar
Morro do Pão de Açúcar / Rodrigo_Soldon

ブラジルといえば、カーニバルの華やかさのイメージではないでしょうか?あるいは、治安は悪い国のイメージかと思います。現地で生活したこともありますが、おそらく国民の大半は強盗や泥棒の被害に遭うくらい危険ですので、気をつけてくださいね。

今回は、ブラジルで生活したものとして、強盗に会うかどうかは運次第といえばそれまでですが、強盗等の予防対策からご紹介致します。

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ブラジルでの盗難対策

場所にもよりますが、夕方6時以降はタクシーで移動することをオススメします。極力、街を歩く時は荷物を少なくしてください。出来れば、手ぶらが一番です。ケータイや財布は、ズボンの後ろポケットに入れると盗まれる可能性が高いのです。財布は、長財布やブランド品ではなく、出来るだけ薄いものが良いです。ただでさえ、日本人は狙われやすいので、ブランド品は身につけないでください。以上のように警告はしましたが、ブラジル人は陽気な人が多く、とっても楽しい国です。早速、夜の街に出てみましょう。

ブラジルを代表するお酒といえば、カイピリーニャ!

Caipirinha brasileira
Caipirinha brasileira / Wine Dharma

ほとんどのレストランやバーに、置いてあります。

カシャッサという、サトウキビを原料に作られているブラジル原産の蒸留酒を果物と混ぜます。レモンが一番メジャーですが、イチゴやキウイ等でも作ります。このカイピリーニャ、お店にもよりますが、砂糖を自分で入れる場合とすでに入れている場合があります。砂糖ありの場合、尋常じゃない砂糖が入っているので、注文時に注意が必要です。日本人の味覚に合う飲み方は、砂糖少なめか、自分で砂糖を調整するように頼めば良いかと思います。砂糖入りのカイピリーニャは、結構飲みやすいですが、とても強いので、飲み過ぎにはご注意ください。それもそのはず、カッシャサは別名ピンガというお酒ですが、アルコール度数40度なんです。砂糖の有無で、飲みやすさが変わりますが、くれぐれも飲み過ぎには気をつけてください。


Ralf Roletschek [FAL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
 

え、本当?昔は薬だった!?

カイピリーニャ、もともとは薬として飲まれていました。もちろん、今のようなスタイルではありません。1918年頃、サンパウロ州の内陸部でスペイン風邪をひいた患者に飲ませるシロップとして、レシピが作られました。そのレシピは、レモン、ニンニク、はちみつ、そしてカシャッサを少し入れます。当時、薬のレシピにカシャッサを入れたのは、薬にアルコールを少し足すことで薬効が早く出ると考えられていました。
いつからか、ニンニク、はちみつが除かれ、代わりにレモンやライムが入れられました。そして、この酸味を緩和するために砂糖と氷が入れられるようになったと言われています。

進化しているカイピリーニャ!

Caipiroska com morango #morango #strawberry #vodka #ms #matogrossodosul #wetiga #bonito
Caipiroska com morango #morango #strawberry #vodka #ms #matogrossodosul #wetiga #bonito / markhillary

カイピリーニャは、もともとカシャッサで作られているお酒ですが、様々なタイプのカイピリーニャがあります。作り方は同じですが、ベースのお酒が異なります。そして、そのベースのお酒に合わせて、呼び方も変えています。カイピヴィーニョは、ワインがベースです。ポルトガル語でワインのことをヴィーニョと言うので、カイピヴィーニョと呼ばれます。サケリーニャは日本酒がベースで、カシャッサよりもアルコール度数が低いので、飲みやすいです。カイピロスカ、あるいはカイピヴォジカは、ウォッカがベースです。カイピロンは、ポルトガルの酒ベイロンがベースです。カイピリッシマは、ラム酒がベースです。

まとめ

ブラジルは、生活した者として脅しではないですが、警戒心を常に持って下さい。出来るだけ常に身軽な格好で、ブランド品等は身につけず、夕方以降はタクシーを使ってください。治安が悪いとはいえ、私は大好きな国です。ブラジル人は陽気な人が多く、本当に楽しいです。ブラジルといえば、代表的なお酒はカイピリーニャ!ほとんどのバーやレストランにあります。注文時に注意が必要ですが、自分好みのカイピリーニャに出会えたら、幸せ!砂糖有りと無しとでは、全然違いますよ!飲みやすいのですが、とても強いので気をつけてください。このカイピリーニャ、元は薬だったんです。スペイン風邪の患者を治すために作られたレシピが、いつの間にか現在のカイピリーニャになりました!現在も進化を続け、果物の種類を変えるだけでは飽き足らず、なんとカイピリーニャの種類は6種類に!恐るべし、ブラジル!いろんなカイピリーニャを飲んで、楽しい時間をお過ごし下さい!

海外旅行が好きで、ヨーロッパ、南米等を旅しています。その土地のお酒と料理を楽しみに、日々生活しています。私が飲んだことのある各国のお酒やお酒にまつわる情報を書いています。よろしくお願いいたします。

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