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ポルトガルの3つのお酒。スーパーボック・アグアルデンテ・ジンジーニャ

time 2017/12/15

ポルトガルの3つのお酒。スーパーボック・アグアルデンテ・ジンジーニャ

Tram 28 in Rua da Conceicao (Lissabon 2016)
Tram 28 in Rua da Conceicao (Lissabon 2016) / paularps

ヨーロッパといえば、イタリアやフランス等の国々のイメージをするかと思います。
ポルトガルといえば、日本史等で勉強するイメージかと思いますが、実はポルトガルの国の殆どが海に面していることもあり、魚介類を含め、ポルトガル料理は絶品!ヨーロッパの中でも、日本人の味覚に合う随一のグルメ国です!
特に、干し鱈の料理やエッグタルトの本場でもあり、美味しいものが沢山!エッグタルトは、パステル・デ・ベレンと呼ばれ、卵の黄身が風味高く、何個でも食べれてしまう小さなタルトです。今回は、ポルトガルのビールも紹介しながら、リスボンで出会った入れ物まで食べれてしまうお酒、ジンジーニャについてご紹介致します。

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スーパーボック 世界で愛されているビール

Beer
Beer / Infomastern

リスボンの名物といえば、魚介類の料理はどれも絶品ですが、特にタラが絶品なんです。干し鱈のコロッケとビールの相性が抜群!いくらでも食べてしまうおつまみに、ポルトガルのビールが合うんです!実は、ポルトガルのビール、ビールの世界大会で、31年連続で金賞を受賞しているビールなんです。このビール、スーパーボックという名でポルトガルのビールシェア40パーセント以上を占めています。このビールの特徴は、麦の香りが強いです。日本のプレミアムビールの味とは異なりますが、とても濃い味わいです。世界から愛されているビールがポルトガル産で、しかも日本人にも合うポルトガル料理、ポルトガルに来ないと損ですよ。

ぶどうのお酒アグアルデンテ、さくらんぼを漬けたジンジーニャ

Ginjas 89
Ginjas 89 / #moliço

リスボンで、食べ歩きをしていると、小さなお店に行き着きました。何のお店かと思うと、ジンジーニャの専門店。ジンジーニャという言葉からは、生姜をイメージされるかと思いますが、実は、リスボン地方特産のさくらんぼのお酒です。このさくらんぼ、生で食べるには、酸味が強いため、ジンジーニャにしたり、砂糖と煮詰めてジャムにすることが一般的。さくらんぼと砂糖をアグアルデンテというポルトガルの蒸留酒に漬けること12ヶ月。アグアルデンテの原材料は、ブドウですが、絞りかすではなくワインから作ります。ポルトガルでは、ローマ時代からワインを造っていたので、ポルトガルのお酒や焼酎等はブドウから作られるものが多いです。熟成したアグアルデンテワインは、ポルトガルのブランデーとも呼ばれ、とても薫り高く、美味しいです。伝統製法では1年間も熟成させたジンジーニャ、食前酒として親しまれています。

By The original uploader was Ulrich Thumult at English Wikipedia(Original text: Ulrich Thumult) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

入れ物まで食べれちゃうジンジーニャ!

Ginjinha (Cherry Liqueurs)
Ginjinha (Cherry Liqueurs) / mikecogh

ジンジーニャ自体は、とても甘いので、リキュール好きな方は結構好みかと思います。とても飲みやすいのですが、アルコール度数は約20%前後と結構高いです。ジンジーニャを飲み終えて、カップをカウンターに戻しました。すると、スタッフの方が不思議そうな顔で、こちらを見てきました。何だろう?と疑問に思ったのですが、その場を去ろうとした時に、お店の方が教えてくれました。このカップ、「食べれるよ。」と。見ると、チョコレートで出来たカップ。まさか、容器まで食べれるとは驚きました。甘いお酒にチョコレート、とても美味しいのですが、ダブルパンチで甘さがきます。このチョコレートの器にジンジーニャを入れるお酒をジンジーニャ・ノ・コポ・デ・ショコラテと呼び、ポルトガルを代表する飲み方です。

まとめ

ポルトガルといえば、あまりイメージしにくい方も多いかと思いますが、国の大半が海に面しているので魚介類が絶品!いや、ポルトガル料理は、超絶品!世界のビールコンテストで、31年連続金賞を受賞しているビールもポルトガルで作られており、世界から愛されているビールと絶品料理が一緒に味わえるのは、ポルトガルだけ!

今回は、リスボンで出会ったジンジーニャをご紹介いたします!ジンジーニャ専門店では、おつまみもなく、ジンジーニャしか売っていません。リスボンで偶然出会ったジンジーニャ専門店も、お店が小さいこともあり、人の入れ替わりが激しかったです。ジンジーニャは、リスボン地方特産のお酒です。12ヶ月もポルトガルの蒸留酒アグアルデンテに漬けて、熟成されます。ジンジーニャは、食前酒として親しまれ、とても甘くて飲みやすいのですが、約20パーセント前後のあるアルコール度数が入っています。チョコレートの容器に入っているジンジーニャをジンジーニャ・ノ・コポ・デ・ショコラテと呼ばれています。容器まで食べれてしまう飲み方は、ポルトガルを代表する飲み方!

ポルトガルを代表するお酒ジンジーニャ、世界で愛されているビールと絶品料理を堪能されに、ポルトガルに行かれてはいかがでしょうか。

海外旅行が好きで、ヨーロッパ、南米等を旅しています。その土地のお酒と料理を楽しみに、日々生活しています。私が飲んだことのある各国のお酒やお酒にまつわる情報を書いています。よろしくお願いいたします。

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