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上海で飲まないと損⁉︎本場の紹興酒は、ロマンがあった‼︎

time 2018/01/26

上海で飲まないと損⁉︎本場の紹興酒は、ロマンがあった‼︎

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DSC07197 / JianEnYu

中国の中でも、異国情緒あふれる上海。上海市は中国最大の都市で、中国の中で最も人気が高い観光地です。歴史的建造物を間近で見れたり、近代的な建物もあります。他にも、独り占めしたい夜景スポットもあるので、観光するにはオススメの場所が沢山ある上海!上海は、世界の各国のお酒が飲めます!例えば、ヨーロッパの文化もあるので、イギリス風のパブやバーなどもあります。他にも、関わりの深いロシアのウォッカや各国のお酒が気軽に飲めます。もちろん、中国酒の白酒や黄酒などもあります。今回は、上海で出会った紹興酒について紹介したいと思います。

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中国といえば、やっぱり紹興酒!

中国でお酒といえば、紹興酒!

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P1010824 / udono

紹興酒は、 中国酒分類の中で、黄酒と呼ばれる醸造酒に含まれています。老酒は、黄酒を長期熟成させたお酒です。さらに、この老酒の中でも、浙江省紹興だけで作られたものを紹興酒と呼びます。黄酒は、中国の中でも古酒の一つで、瓶や大型ペットボトルなどに入れられて、上海市内のスーパーなどで販売されています。お店によっては、試飲ができたり、持参した容器に甕から移し入れて、販売するところもあります。

中国では、場所によって飲むお酒は異なる⁉︎?

中国では、主食が北部と南部により異なります。北部は小麦で、南部は米を主食とするように、お酒も異なります。昔は、北部では白酒、南部では黄酒が好まれていました。今は、時代が変わり、南部にある上海でも、白酒を好む人は多いようです。

黄酒は、先ほど説明したように蒸留酒です。一方で、白酒は蒸留酒です。そのため、アルコール度数は高いのですが、ストレートで飲むことが多いようです。上海や南部の一部地域を除いては、乾杯の際に飲まれることが多いようです。値段も、安価なものから高価なものまであるようです。高価なものには、国賓の歓迎用まで含まれており、非常に親しまれているお酒です。特に、年配の男性から好まれています。

紹興酒の習慣⁉︎花彫酒と呼ばれるわけとは

実は、紹興では古くから伝えられている習慣があります。それは、女の子が生まれると、上等の紹興酒を一つ作り、家の庭に埋めるというもの!その女の子が花嫁になる日に、紹興酒を掘り起こし、壺にきれいな絵が描かれて、披露宴の席で振る舞われます。これらのことから、花彫酒とも呼ばれます。現在では、愛称や長期間熟成させた紹興酒を意味するようになりました。なんとも、ロマンがありますね!

実は、間違い!?正式な飲み方

紹興酒は、氷砂糖やザラメを入れる飲み方をよくします。私も、紹興酒は、砂糖と飲むものだと思っていました。でも、この飲み方、正しい飲み方ではありません。

氷砂糖を入れるようになった理由は、諸説あります。例えば、上質な紹興酒を輸入できなかった頃、酸味が強すぎたので、ごまかすために氷砂糖を使っていました。あるいは、お店でお客様に紹興酒を出した時、「お口に合わないようでしたら、砂糖でも入れてください」と謙遜の意味で言ったことから、入れるようになったとか。

本来の飲み方は、常温でストレートに飲みます。あるいは、紹興酒を少し冷やして飲む「オン・ザ・ロック」や、人肌くらいに温めて飲む「ホット」としても飲みます。

まとめ

中国でお酒といえば、紹興酒!浙江省紹興だけで作られたお酒を紹興酒と呼びます。値段も、安価なものから高価なものまであるようで、中には国賓の歓迎用まで含まれており、非常に親しまれているお酒です。

紹興酒、花彫酒とも呼ばれます。由来は、女の子が生まれると、上等の紹興酒を一つ作り、家の庭に埋めるというもの!その女の子が花嫁になる日に、紹興酒を掘り起こし、壺にきれいな絵が描かれて、披露宴の席で振る舞われます。

紹興酒は、氷砂糖やザラメを入れる飲み方をよくします。実は、これ間違った飲み方!本来の飲み方は、常温でストレートに飲みます。あるいは、紹興酒を少し冷やして飲む「オン・ザ・ロック」や、人肌くらいに温めて飲む「ホット」としても飲みます。異国情緒あふれる上海で、本場の紹興酒をぜひ飲んでください!

 

海外旅行が好きで、ヨーロッパ、南米等を旅しています。その土地のお酒と料理を楽しみに、日々生活しています。私が飲んだことのある各国のお酒やお酒にまつわる情報を書いています。よろしくお願いいたします。

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